空調機付近天井に染みできる原因について

エアコン付近の天井が染みができる原因

①天井ボードが薄い(1枚)

原因:天井裏の熱と空調機の冷気が寒暖差を生み、天井ボードに結露が発生します。結露水により天井ボードに染みができたり、カビが繁殖したりします。

対策:空調機に約50㎜のスペーサを取り付けて、空調機本体を天井から50㎜下げ、空調機から吹き出した冷気を天井に接触しないようにすることで改善できます。

②空調機の冷媒配管保温材の経年劣化による結露

原因:冷房時、冷媒配管(銅管部分)は保温材の経年劣化により、空気と接触すると、結露が発生します。その結露水は天井裏に滴下して、天井に染みができて、カビが繁殖します。

対策:冷媒配管保温材の補修することで改善できます。

③壁貫通部からの雨水の侵入

原因:貫通部防水処理が経年劣化により亀裂が入って、雨水の侵入によるものです。

対策:壁貫通部再度防水修理することで改善できます。

④空調機本体からの冷気漏れ

原因:空調機本体は経年劣化のより天井裏に冷気が漏れるようになります。当然、天井裏の熱を交わり、本体の金属や冷媒ドレン配管に付着した結露が発生します。

対策:空調機本体からの冷気漏れに関して原因特定するのが一番難しい。冷媒配管とドレン配管の結露と勘違いするからです。数回修理しでも、結露の発生が改善されない場合は、付近の空調機から冷気が漏れているかどうかを調査した方がよい。修理できない場合は、空調機入替になります。

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